綺麗なアクアミストに仕上がったアクエリアス!仕上がりはあまり見たことのない陶器のような艶だ。今まで見えなかった船体側面の縦筋が、光沢が出たことによってはっきり見えてしまう。

2007/12/06


 フォレストグリーンのラインをどの位置にどんな太さで入れるかを皆で検討する。こういう事は頭で考えても駄目で、現物を見ながらあれこれ試さねば答えが出ない。ここで船底色を白からグリーンに変更することに決まった。

2007/12/06


 藤本君曰く「マスキングには丸1日掛かります」だそうだ。特に大変なのがストライプで、全部同じ太さで引いてしまうとバウなどの斜めの部分が細く見える。前後勾配などもあるから、経験とセンスと丁寧な作業が全てだ。安田の艤装は確かに高いが、それだけの価値は十分あると思う。

2007/12/06


 綺麗に仕上がったハルのカラーリング。メーカー純正の色ハルより断然綺麗だ。今は白いビニールを通した光での撮影だから本当の色が見えないが、これにグリーンの船底塗料が入ったらブースから出るので、その美しさをご紹介しよう。

2007/12/06


 船が新しいから船台も新調した。地元で作って貰うと30万以上と言われたが、それでも出来上がりはペンキ仕上げ。ヤマハの用品カタログから亜鉛ドブ漬けメッキのものを買っても30万円ちょっとなのでそれを選んだ。なかなかの出来だと思う。

2007/12/08


 船底塗料の色を何種類も調色。右に見える一斗缶の左側の濃いグリーンがストライプに使った色で、右側の薄い色がグリーンの船底塗料そのままの色。それに紺と白を混ぜて色を作ってゆく。

2007/12/11


 アートディレクターの野澤社長が色を見立てる。ブースの中に入ってしまうと正確な色が分からないので、こうやって外の陽の光の下で色を見る。結局、満場一致で左から2番目の薄い色に決まった。こういう地味な作業の積み重ねで、隙のない仕上がりになるのだ。

2007/12/11


 写真では正確な色が出ないのだが、素晴らしく綺麗なテントと船名ロゴが完成した。トランサムステップの位置と大きさがまさに絶妙。上にラダーを置いてみたところデザインの邪魔をするので、別の小さいものに変更予定。

2007/12/11


 どうするかとさんざん悩んだあげく、バウにも小さく船名を入れた。これでもう恥ずかしい釣りは出来ない。

2007/12/11


 ちょっと見えにくいが、テントの前足の間を透明なポリカボの板でふさいだ。これでここから風や雨が入らない。こういう釣りをやらない野澤社長のアイデアなのだが、これをやっている人は誰もいないと思う。ステンの足への取り付けはナットを埋め込んでのビス止め。

2007/12/11