1998.07.03 | 香川県高松〜高知県手結港 回航 |
1998.07.04 | トーナメント1日目 |
1998.07.05 | トーナメント2日目 |
1998.07.06 | 高知県手結港〜香川県高松 回航 |
高松を朝5時半出航。鳴門で視界0.5マイルほどの濃い霧。レーダーがあるので速度落とさずに走れるが、顔がわかるほどすぐ脇を通り過ぎても船が見えない。紀伊水道を抜けると波高3m。室戸までぎったんばったん15ノットで向かい風&向かい波。なーに、去年のことを思えばこんなのプールさ(笑)。前は見えるし全然恐くない。日和佐で給油して仲間の「ホワイト・マーリン」を待って合流。「ヒロキ」と3艇で船団組んでクルージング。ちょっと流してみてからからチェックインしようかと思ったけど、まあ天気も悪いしそのまま直行。高知県手結港まで所要9時間。
着いたら梅雨明け宣言+記録的な猛暑で死にそうになる。気温38度湿度高くてへろへろ状態。船洗って給油してチェックインして氷積んで出航準備完了。テントでうだっていると仲間の「フローレンス」が黒潮牧場(単なるでかいブイ)を釣ってしまった(爆笑)ということで糸が抜けたリールを持ち込んでくる。巻くのを手伝って大汗かいてビールおごって貰った。ホワイトマーリンのアウトリガーのスプレッダーが折れたのを直すのも手伝って、オーナーなのかメカなのかわからん状態になる。ま、こんなもんだろう。電気系なら僕の方が断然詳しい。夕刻、宿に入り、風呂して飯して早めに就寝。
大会1日目。黒潮牧場7号(去年カジキを掛けたポイント)を目標に移動。いい水温の潮が入っているが水色がいまいち。10時頃、4番のルアー(マックヘッド白蝶貝にブルーのスカート・10/0フック)にヒット。10秒程してもう1回叩かれるもフックアップはせず。リーダーとヘッドにビルの傷。この日は結局この1発のみだった。後になって分かったが、この時は小型のバショウカジキのヒットだったようだ。ルアー追うのヘタだし、なによりサイズが合わなかったのだろう。これはもうしょうがない。
その後、土佐婆へ向けて潮を下り始める。途中、数マイル差でカジキのランディングがあったが、あんなところ流したくはないぞ・・・。トーナメント100回やっても絶対行かないだろうという場所なので、すんなり諦める。土佐婆近辺で流すがイルカしかいない。ありゃ1000頭くらいいたぞ。人に言えば羨ましがられる状況ではあるけど、カジキ釣りに来てイルカ見たって嬉しくもなんともない。結局そのままノーヒットでタイムアップ。
夕食はみんなで料理屋に食いに行く。ばかすか飲んで食って騒いで明日の釣果を誓う。今回はマリーナの社長がいたせいか、下ネタはほとんど出なかった。ちょっと欲求不満。宿に帰って更に飲んでチャットして寝る。
大会2日目。前日と同じポイントをひたすら流す。11時半、センターのイカ(須崎漁師スペシャル)にヒット。但しこれもフックアップせず。わざわざダブルフックの固定にリギングやり直した(代償はもちろん船酔い)のにこれでも食わないか!!その後シイラが釣れるが当然リリース。今年の土佐ビルはこれが全てだった。終わった。そりゃ悔しいけど、精一杯やれたから十分に満足。来年また挑戦します。表彰式用に用意したシャツは勝浦まで取っておくことにした。
表彰式のパーティ。食うだけ食って、飲むだけ飲んで、馬鹿話して楽しむ。パニオンからかって遊んでたら、さすがに高知の女は酒が強い。ご返杯〜って5ターンもやるかふつー。いかんいかん高知港には女はいらない(意味不明)と思って少し大人しくした。宿に帰ってマリーナの社長(今回キャプテンをお願いした)と3時間ほどしゃべくりまくる。いろいろ勉強になるが、人それぞれ考え方が違うなと実感。なぜ違和感あるか、勝浦が終わってみてやっと分かった。この人、僕と違って、女に対して戦闘的ではないんだ(爆笑、どころではない)。
今日は移動日。手結を6時出航。まるでプールのようなベタ凪ぎの太平洋をひた走る。途中、日和佐で給油して所要7時間は最短記録。結局、瀬戸内海入ってから変な風で波高0.5m程出たのが最高記録。なんだこれは。去年は5mだぞ!帰って洗艇してタックル洗って、ダブルライン作り直して、ルアーのリーダーとリギングやり直して18時に全部終了。こういう事は、絶対他人に任せない。今週末の勝浦は頑張るぞ!
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |